リゾート旅行記 

マリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾート

(2004.12.30-2005.01.03)

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海外ダイビング6回目は、安くて近いフィリピンのセブ島です。

フィリピン航空利用、マリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾートに宿泊しました。

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出発準備編

今年は、お正月のツアー申込を10月に始めたため、完全に出遅れてしまいました。

ニューカレドニアを11月下旬までキャンセル待ちしていましたが、どこの旅行代理店からも状況が厳しいと言われたので、今年は大人しく日本で過ごそうかと考え始めていましたが、懇意にしている東武トラベルからセブ島であればどうにか確保できると言われました。

セブ島はこの時期に5mmウェットで潜ることができるリゾートの中ではツアー代が最も安く(沖縄の石垣島や宮古島よりも安い)、毎年候補地にしていたので、とりあえず即決で行くことに決めました。

今回は悪名高いフィリピンの首都・マニラ空港経由の4泊5日で、航空会社は時間通りに飛ばないことで評判のフィリピン航空、泊まるホテルはBグレードながらそこそこ評判が良いマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾート(ただし日本人スタッフはいない)です。

フィリピン航空では、マイレージ会員の入会とは別にスポーツプラスというものに入会すれば(アジア限定で6,000円/年)重量制限が1人プラス20Kgまで認められるので、今回は1名分だけ申し込みました。

セブ島でのダイビングエリアは、大きく分けてセブ島の北部(マラパスカ)、南部(リロアン、ドマゲッティ、アポ島)、西部(モアルボアル)、ボホール島エリア(バリガサク、カビラオ)、マクタン島エリア(マクタン、オランゴ、ナルスアン、ヒルトガン)の5つに分かれます。

今回はマクタン島のリゾートに泊まるので、セブ島の北部、南部は始めから無理ですが、ダイビングスポットとして評判が良いモアルボアルは車で片道3時間、バリガサクはボートで片道3時間だったので、ガイドブックには日帰り圏内と書かれていても現実的にはどう考えても厳しいので、残念ながらあきらめました。

こうなると、狙いはボホール島エリアのカビラオ(片道1時間半)で、ここに行ってくれるダイビングショップを探した結果、お正月に50人近くの申込みがある大規模ショップを外して、自社ボート(トイレ付)を3隻所有していて、希望のところに連れて行ってくれるというS2 CLUB Cebuに申込みました。

第1日目(出発日)

フィリピン航空のマニラ行きは9時30分出発なので、ツアーの集合は7時30分です。

埼玉からまともに行くと3時起きになってしまうので、今回は東武ホリディ・インに前泊することにしました(前泊すると旅行中は車を預ってくれるので、結構お得です)。

東武ホリディ・インはサービスがとても親切で、ベッドも快適で寝やすかったですが、ホテル内のレストランが高すぎるのことが難点で、前泊のホテルで豪華な食事をしたくはなかったので夕食はわざわざ成田空港で食べました。

出発日当日は朝ごはんも食べずに朝7時の送迎バスで空港に向かい、集合15分前にツアーカウンターで航空券の引き換えを済ませた後、今度は搭乗券の引き換えをするためにフィリピン航空のチェックイン・カウンターに並びました。

このチェックイン・カウンターでは、帰郷と思われるフィリピン人が既に多数並んでいて、しかも皆さん、おみやげのダンボール箱(カップラーメンの箱が多い)をいっぱい抱えた人が多かったために搭乗手続きにとても時間がかかり、ここで1時間弱も費やしてしまいました。

そのため搭乗時間まで1時間程度しかなくなってしまいましたが、何とか最後においしい和食を食べようと思い、空港レストランで朝定食を頼みましたが、年末で満席状態だったために15分経っても焼鮭程度の朝定食すら出てこなかったので、泣く泣く注文をキャンセルして席を立ちました。

最後の和食を食べ損なってしまいましたが、何とか途中の売店で稲荷&太巻弁当を購入してギリギリで飛行機(B747-400)に乗り込み、乗り込むと同時にとっととお弁当を食べてしまいました(食物に対する執念です)。

その後、機内食も出されましたが、こちらは評判通りにとてもまずかったです(特にビーフが異常なほど固くて筋も多かったです)。


(フィリピン航空のまずい機内食)

ただし、フィリピン航空のサービスは何かローカルな感じでオーダーの取り方はとても親切丁寧だったので割と快適でした。

成田からマニラ空港までは飛行時間約4時間半(時差−1時間)で、到着は現地時間の13時頃です。

トランジットするマニラ空港は治安が悪いことで有名で、空港関係者は何かと難癖付けてはチップを要求してくると評判だったので、「Mr.guwapoのマニラ乗換え指南」というホームページでマニラ乗換え手順を参考にして、人に何も聞かなくても行動できるように万全を期しました。

マニラ空港に到着後、まずはフィリピン航空のカウンターでセブ行きの国内線チケットを受け取って、入国審査を受けた後で税関を通過して国際線ターミナルから出なくてはなりませんが、マニラ空港のトランジットでは、この国内線チケットの受け取りが鬼門のようです。

同一時間帯に成田、関西、香港等からの便が一斉に到着してしまう様で、チケット引渡し職員が混乱して引渡しが全然始まらず、前から3番目に並んでいたにもかかわらずチケットを受取るのに1時間弱も費やしてしまいました(何とかしろよ、フィリピン航空!)。

とにかくやっと国内線チケットをGETして、今度は難癖を付けられる可能性がある入国審査と税関なのでまだまだ気が抜けないと思っていたら、こちらは長蛇の行列のせいか何の質問もチェックもされずにあっさり通過出来てしまいました。

やっと国際線ターミナルを出て、先のホームページ通りに書いてあるとおり、国際線ターミナルを出たすぐのところにある両替所でフィリピン通貨のペソに両替を・・・ ない! ホームページには国際線ターミナル内よりもレートがいいと書いてあった両替所がない (-_-#)

ここは言葉が通じない外国(海外に言っているのに英語はほとんど話せません)で、しかも悪名高きフィリピンのマニラ空港! 下手に誰かに聞こうものならいくらチップを要求されることやら・・・

次の国内線ターミナルで空港使用料を100ペソ払わないといけないので、焦りまくった勢いで日本のツアーガイドと思われる人に聞いてみたら、「国内線ターミナルにもあるから大丈夫ですよ!」とのこと。。。

そうとわかれば、すぐに国内線ターミナルのゲートを抜けて(ここで入場チェックがある)、やっと両替所を見つけてペソを手にすることができました。

マニラ空港は意外ときれいで、ここまで一度もお金を要求されなかったので、そんなに警戒しなくて大丈夫かな〜と思っていたら、トイレで清掃員みたいのが手を拭く紙を配りながらチップを要求してました。。。

日本人のおじさん達は素直にチップを払ってましたが、あまりにばかばかしかったので自分のハンカチで手を拭いて、この危機は難なく乗り切りました(女子トイレにも別の手口がいた模様)。

ここまで時間が掛かったので、セブ空港行きの出発時刻4時頃まであと1時間位だと思っていたら、出発時刻が40分程遅れることに・・・ こんなに時間が掛かってストレスが溜まるマニラでのトランジットはもう2度とするまいと、ここマニラで決意したのでありました。

その後、やっとセブ行きの飛行機に乗り込んで約1時間の飛行時間の後にセブ空港に着き、そのまま特にトラブルもなくツアー会社の送迎バンでマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾートに向いました。

マリバゴ・ブルーウォーターの入口ゲートにはショットガンを持った!ガードマンが2〜3人いて、ツアー会社の送迎バンがホテルの敷地内に入るときに、車に危険物が仕掛けられていないかセンサーみたいなものでチェックしてました(怖い国に来てしまった・・・)。

無事にリゾート内に入ってフロントでツアーガイドさんから滞在中の説明を聞いていたら、リゾートの人が貝でできたレイを首にかけてくれました。

また、部屋に入ってから少ししたらウェルカム・ドリンク(アイス・レモン・ティー)を何故かグラス5杯も持ってきてくれました。

今回は部屋指定なしで予約していたので部屋はビーチから一番遠い棟でしたが、それでも部屋はとてもセンスがよかったです。


(木を生かした部屋の雰囲気はとてもよし)

移動疲れの体に鞭打って、次の日のダイビングの準備をすまし、24時間開いているメインダイニングのアレグロ・レストランに行くことができたのはもう夜の10時でした。


(部屋の前の池には80cm位のサメが7、8匹泳いでました)

レストランに行ったところ、電気は点いているもののがらんとした屋外レストランには客が1人もいなく、端っこの方では従業員4人がテーブルでくつろいでいたので、「しまった!営業時間が終わってしまった!夕飯食べ損ねた!」と思って焦りながらウロウロしていたら、やっとくつろいでいた従業員が声をかけてきて、まだ終わっていないことがわかりました(ここの従業員、ちょっと怠慢です)。


(シャンデリアがかわいいアレグロ・レストラン)

このレストランも雰囲気はとてもよかったですが、肝心の味の方ははっきりいってまずかったです。


(スパゲティは史上最悪のまずさ)

夕食も食べて明日からのダイビングに備えてベットに入りましたが、シーツが臭い・・・ せっかく部屋のセンスはよいのに、梅雨に室内で干したようなシーツの中で眠ることになってしまいました・・・

【マリバゴ・ブルーウォーター・ビーチリゾートでのチェックポイント】

  日本語 : ほとんど通じない(少しだけ話せる人もいた)

 日本人スタッフ : いない

 部屋に無かったアメニティーグッズ類 :
  ・歯ブラシ
  ・ドライヤー (フロントで借りられます(滞在中は借りっぱなし可)
  ・スリッパ (フローリングの床なのでこれは欲しかった・・・)
  ・セーフィティボックス (フロントのセーフィティボックスは信用して大丈夫そう)
  ・ヒゲソリ
  ・ボディーソープ (石鹸はある)

 ビーチタオル : プール横でレンタル可 (1人2枚借りても大丈夫)

 水 : 水道水は飲めないのにリゾート内でミネラルウォーターは売ってない・・・
     (部屋の冷蔵庫のミネラルウォーター(高い)か外に買いに行くしかない)

 

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